カランメソッドとは

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カランメソッドとは カランメソッド

カランメソッドはダイレクトメソッドと呼ばれて英語を英語で学ぶための直接教授法の一つです。

 

ダイレクトメソッドは母国語を介して学習するよりも言語を習得するスピードが早いと言われていて、主にヨーロッパ圏で広まった学習方法です。

 

カランメソッドで正しい文法を使った短文を何度も口にする徹底的な反復練習によって英語を話すための基礎になる土台を作ることができますね。

カランメソッドとは

 

簡単にカランメソッドの流れを説明すれば

1.講師が短文で質問する

2.生徒は講師の質問に対して完全な文章で回答する。

3.講師は生徒の間違いや発音をすぐに指摘しその場で修正する。

 

とにかくこの繰り返しです。

 

カランメソッドには、一般のレッスンとは違うポイントがあります。

 

「授業中の質問禁止」
「生徒が先生に要望することは禁止」

 

これらは、しっかりと話す練習をする時間を確保するために設定されているルールですね。

 

このようなカランメソッド独特なルールがあるので、授業は徹底して英語を聞いて話す練習に集中することができます。

 

それでは、説明するよりも見た方が早いので、まずはステージ1の簡単な動画を見てみましょう。

 

 

この生徒さんは、きっと英会話スクールの中の人なので、カランメソッドに慣れていますし、全然初心者ではありませんが、このような流れで進みます。

 

生徒の練習時間を無駄にしないように、雑談なども無しで進みますので、レッスン時間を最大限有効に使うことが出来ますね。

 

カランメソッドはとにかくたくさん練習できる

 

オンライン英会話では、よく授業中に先生にちょっと何かを質問したら「先生の説明を聞いている間に授業が終わってしまった」なんてことがよくあります。

 

また、話す練習と言うばかりで、どれだけ続けても話せるようにはならないフリートークもとても多いです。

 

私のレッスンも毎日そんな感じです。
話す練習をしているというよりも、先生の話を聞いてばかりなので意味あるのかなと思っちゃいます。

リスニングは伸びるかも知れませんけど・・・。

 

カランメソッドならそんなことにはなりません。

ルールがあるので、しっかりと自分が話す時間が確保されるのが良いですね。

 

とにかく最短で話せるように作られたメソッド

 

ダイレクトメソッドは、もともとは軍隊で必要になる英語を短期間で身につけるための軍隊式のメソッドとして開発されました。

 

英語がペラペラになることを目的にしているのではなく、とにかく最短で必要最小限の英語を身につけるために考えられたのがダイレクトメソッドです。

 

いつ話せるようになるか分からない教材で目的なく授業を受けるよりも、カランメソッドでは最低限の英語が早く身に付きます。

 

ダイレクトメソッドはベルリッツが考え出した学習法

 

現在でも、ビジネスパーソンに人気があるベルリッツという有名な高級英会話教室があります、最初はそのベルリッツがダイレクトメソッドを広めました。

 

そこから派生的に生まれたのがカランメソッドという訳ですね。

 

カランメソッドはイギリス発祥でイギリスにあるカランスクールが世界中に広めましたが、実はイギリスのカランスクールは破産して潰れてしまい、今は版権を持って英会話スクールと業務提携する形で運営しています。

 

ダイレクトメソッドはカランメソッドの他にも「 dme メソッド」や聞いたこともないようないろんなメソッドがあります。

 

しかし、元々カランスクールで働いていたスタッフが独立して作ったメソッドなので、カランメソッドをベースにして作られているのがほとんどです。

 

ただ、元々カランスクールで働いていたスタッフが独立して作った方法だったり、カランメソッドをベースにして作られているメソッドがほとんどなので、実際には教材が違うだけで学習方法は同じ場合が多いです。

 

裏話をすると実はカランメソッドは、 DMEメソッドをパクリだとして訴えたりもしてますよ。

 

 

オンライン英会話にもカランメソッドができるスクールはいっぱいありますよね。

 

そうですね。
でもほとんどのスクールがカランメソッドとは提携していなくて、著作権を無視してカランメソッドを提供しています。

 

カランメソッドを提供しているオンライン英会話の中の人の話を聞く限り、フィリピンは著作権というものがまともに管理されていないので、どうしようもないそうです。

 

オンライン英会話でもカランメソッドを提供しているクールは2019年4月時点で17社か18社ありますが、そのうちで公式に認定されているのは3社だけです。

 

「QQ English」
「ジオスオンライン」
「ネイティブキャンプ」

 

カランメソッドのメリット

 

カランメソッドのメリットとしては下記のようなことがあります。

●リスニング力が上がる
●正しい文法が身につく
●文章で話をする癖が身につく

 

それでは、メリットについて解説していきましょう。

 

●リスニング力が上がる

 

カランメソッドでは常に講師の声に集中して聞き取らないといけません。

 

一言一句聞き逃さずに聞かないとまともな授業になりませんので、リスニング力が伸びるのが早いです

 

また、聞いたことを自分でも口にして、間違いや発音などを訂正されることによって耳が英語の音が聞き取れるようにチューニングされていきます。

 

カランメソッドはスピーキングの練習と思われがちですが、圧倒的に早く伸びるのはリスニングですね。

 

●正しい文法が身につく

 

カランメソッドは常に正しい文法を使った短文で質問と回答を繰り返します。

 

そのため、何度も似たような構文を口にして繰り返している間に、自分でも間違いを認識しやすくなり、話した瞬間に自分でも何かおかしいと気づくようになります。

 

一般的な授業では、文章が伝われば訂正も修正もされずに進んでしまうため、間違った英語に気付かずにそのまま成長してしまいます。

 

しかし、カランメソッドをしていれば間違いは間違いとして必ず訂正されるので正しい英語力が身につくようになります。

 

●文章で話をする癖が身につく

 

カランメソッドのルールとして必ずフルセンテンス(完全な文章)で答えないといけないというルールがあります。

 

例えば・・・

先生:Is there anybody sitting on the floor?
(床に誰か座っていますか?)

生徒:No.

これでは会話の練習になりません。

しかしカランメソッドではこう答えます。

生徒:No, there isn’t anybody sitting on the floor.

 

このように、ほぼ質問文をそのまま使って回答するので、正しい文章で話す癖がつくということです。

 

特に初心者にとって、一番大事なことは英語は単語の羅列ではなく文章で話す練習をするということは非常に重要です。

 

カランメソッドのデメリット

 

カランメソッドのデメリットとしては下記のようなことがあります。

●そのまますぐに使えない変な文章が多い
●自分で学習するステージを理解していなければ練習しても意味がない
● あまり楽しい授業ではない

 

それでは、デメリットについて解説していきましょう。

 

●そのまますぐに使えない変な文章が多い

 

カランメソッドに使われている文章は、日常会話でそのまま使うことができない言い回しが結構多いです。

 

もう少しそのまま使えるような文章が多ければ良いのですが、カランメソッドは変な文章が多いことはよく指摘されます。

 

例えば、このような質問です。

 

先生:Have I four arms?
(私は腕が4本ありますか?)

生徒:No, you haven’t four arms, but you’ve only two arms.
(いいえ、あなたの腕は4本ありません。あなたの腕は2本しかありません。)

 

ただ、おかしな質問ではあるのですがこういった質問の方がイメージがしやすいですので、案外しっかりと頭に構文を残すことができるのも事実です。

 

●学習するステージを理解していなければ練習しても意味がない

 

カランメソッドは最低限でも、自分が今学習しているステージで行なっている文法の内容は理解していないとダメです。

 

理解していないままどれだけ練習してもその効果は低くなってしまいます。

 

ですので、何も学習していない初心者の場合、カランメソッドで英語の勉強をしようとするとないようについていけずに、まず間違いなく途中で挫折します。

 

最低でも自分が明日学習するパートの予習だけはしないと駄目なので、何の準備もなく受けられる授業ではありません。

 

● あまり楽しい授業ではない

 

カランメソッドの授業を受ければすぐにわかりますが、とにかく練習なのであまり楽しい授業ではありません

 

もちろん先生は笑顔を作りながら出来る限りストレスのないように授業を進めてくれます。

 

しかし、授業自体が頭を常にフル回転させないといけない感覚になりますので、よほど慣れてきて余裕がないと楽しめるものでは無いでしょう。

 

ただし、オンライン英会話でも留学でも提供されているような楽しい授業のほとんどは意味のないものばかりです。

 

本当に短期間で英語を身につけたいのであればカランメソッドのような英会話のトレーニングをしなければいけませんね。

 

カランメソッドが向いている人

 

●とにかく短期間で最低限の英語を身につけたい初心者
●今までオンライン英会話を受けていても英語が話せるようにならなかった人
●ある程度話せるけど、瞬発的にスムーズに話せない人

 

このような人たちであれば、カランメソッドの学習法でスピーキング力とリスニング力が向上することは間違いありません。

 

とにかく確実に英語が聞けて話せるようになりたければ徹底的な反復練習が一番の近道です。

 

楽しみよりも成果を出したい人はカランメソッドで頑張りましょう。

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